卒論が1万5000字ってどうなの？みんなの平均は？
「卒論が1万5000字ってどうなの?みんなの平均は?」
卒業論文の適切な文字数については、大学や学部によって多少のばらつきがあります。一般的に言えば、文系であれば1万5000字前後、理系であれば1万字前後が平均的な分量と言われています。
文字数1万5000字の卒論については、学部によっては十分な分量と評価される可能性があります。しかし、論文の質が伴っていないと不十分と見なされるリスクもあります。
卒業論文の文字数は、単に長ければよいというわけではありません。以下の3点が重要となります。
1.適切な構成ができているか
2.理論的根拠や先行研究のレビューが十分になされているか
3.自身の調査結果や考察が深く掘り下げられているか
構成に一貫性があり、十分な理論的裏付けがあり、さらに自身のデータや考察が丁寧に述べられていれば、1万5000字で卒論としての価値が十分に満たせる可能性があります。
一方で、単に水増しした印象があれば、不十分な分量と判断されかねません。質より量を重視した拙速な論文は評価されません。
したがって、指導教員から適切な文字数の目安を確認し、それに沿って着実に執筆を進めることが重要です。質の高い内容を確保しつつ、過不足のない適切な分量を心がける必要があります。焦らず、丁寧に取り組めば納得の行く卒論が書けるはずです。頑張ってください!
