ReportLove

AIによる自動卒論作成「レポラブ」

卒論で孫引きをするときの書き方は?

「卒論で孫引きをするときの書き方は?」

卒論執筆においては、適切な引用のルールを守ることが非常に重要です。中でも、他者の著作物から引用する際に、その著作物自体が別の文献から引用していた場合の「孫引き」については、注意が必要です。

孫引きをする際の書き方のポイントは以下の通りです。

(1) 本文中の記載方法
本文中で孫引きを行う場合、以下のような記載方式になります。

「引用内容」(著者名,発行年度,該当ページ)から再引用

「引用内容」は外書きとし、引用元の文献データは(著者名,発行年度,該当ページ)で括り、最後に「から再引用」と付記します。

(2) 注釈での記載方法
注釈で孫引きを示す場合は、以下のようになります。

「引用内容」1)

著者名(発行年度)『引用元文献名』該当ページ、再引用元:著者名(発行年度)『再引用元文献名』該当ページ。
注釈番号1)を付け、注釈では引用元データを著者名(発行年度)『引用元文献名』該当ページと記載。その後に「再引用元:」と書き、再引用元の文献データを著者名(発行年度)『再引用元文献名』該当ページで示します。

(3)参考文献の記載方法
参考文献リストでは、直接参照した引用元文献のみ記載します。孫引きの際の再引用元は参考文献に載せる必要はありません。

このように、本文や注釈では孫引きであることを明示し、参考文献には引用元文献のみ記載するという、きちんとしたルールを守ることが重要です。

孫引きの際は、まず一次引用された形跡が残っている文献を渉猟し、なるべくそちらから直接引用するのが望ましいとされています。しかし、それが難しい場合に限って、上記の正しい書き方で孫引きを行いましょう。間違った書き方をすれば剽窃(ひょうせつ)との指摘を受ける可能性もあり、注意が必要です。

TOP