卒論の「調査方法」って何を書けばいいんだろう。
「卒論の「調査方法」って何を書けばいいんだろう」
卒業論文の中で「調査方法」の項目は非常に重要な部分です。読者に対して、あなたがどのようにデータを収集し、分析を行ったのかを明確に示す必要があります。
調査方法には、大きく分けて以下の3つの内容を記載する必要があります。
データ収集方法
調査対象
データ分析手法
まず1つ目の「データ収集方法」では、具体的にどのような手段でデータを集めたのかを書きます。例えば、アンケート調査、統計データの収集、フィールドワーク、文献調査などの方法があげられます。その際、時期や期間、対象者数なども必ず明記しましょう。
2つ目の「調査対象」は、どのような集団や対象を調査したのかを示します。例えば、「○○市内の主婦300名」や「○○企業の社員50名」など、対象の属性や規模を具体的に書く必要があります。
最後に3つ目の「データ分析手法」では、収集したデータをどのように分析したのかを記述します。統計解析ソフトを使用した場合はその名称、手法の理論的根拠、具体的な分析手順なども書く必要があります。
加えて、調査の手順に潜在的な問題点があれば、その限界や偏りについても言及するとよいでしょう。調査方法への信頼性を高めるためです。
このように、「調査方法」には多くの情報を盛り込む必要があります。しかし、この部分を明確に書けば、読者は論文の実証性を理解できるはずです。入念な準備と丁寧な記述を心がけましょう。そうすれば、卒論の大きな山を乗り越えられるはずです。頑張ってください!
