卒論、AIをテーマに社会学系で書く方法。
卒論を、AIをテーマにする社会学系の学生は多いようです。
しかし、一口にAIと言っても、なかなか範囲は広いものです。
AIは人工知能のことで、人工知能の発展によって、社会は大きく変わると言われています。
最近では人工知能による画像作成ソフトが話題になりました。
クリエイティブな仕事だと思われていたものが、実はAIで代替可能だったということです。
こうしたAI技術の発展は社会にも大きく影響がありますので、社会学で取り上げるのはうってつけです。
しかし、卒論ではどのように書いて行けばいいのでしょうか？
まずAIを卒論のテーマにする場合は、社会学であってもふわっとしたテーマはやめることです。
かなり具体的な論点に絞りましょう。また、論点を混ぜることもおすすめです。
例えば、「AIが社会に与える影響」ではあまりにも広すぎて、卒論のテーマとして収拾がつかなくなります。
ですから、「AIが食品業界のマーケティングに与える今後の影響」とすればいいでしょう。
今後の影響ですから、まずは過去にどのような影響を与えたかの事例を探します。
具体的には情報サイトや過去論文などをあたって、過去の影響を調べます。
その際はきちんとした数字やデータがあげられているような、専門的かつ信頼性の高い研究結果を使うことです。
AIに関してはネットにも情報がたくさん載っています。
むしろ書籍で得た情報は古いことが多く、AIはネットですぐ調べられるものが多いです。
とはいえ、なかなかデータが集められない場合は、自分でフィールドワークなどをする必要があります。
業界の人にアポイントメントを取ってみるのもアリでしょう。
社会学の切り口としては、人口論や宗教観などもあります。
こうしたところにまんべんなくテーマで触れるのもアリです。
また、社会学だけではなく、今回の場合はマーケティングなど、大きな切り口を2つ以上混ぜると、いいでしょう。
1つだけのテーマだと、なかなかうまくいきません。ネタ切れになります。
そして将来の予想を立てます。基本的に将来の動向について、明るいのか、悪いのか、その方針を立てたうえで見立てます。
結論をまず書き、読者に前提をおいたうえで、考察していくという形が分かりやすいでしょう。
社会学の卒論のテーマをAIにする方法は以上です。ご参考ください。
