卒論で序論の文字数ってどれくらいにしたらいい？
「卒論で序論の文字数ってどれくらいにしたらいい?」
卒業論文の序論部分の文字数については、一概に決まった基準はありません。しかし、読者に対して論文の全体像を示すという役割があるため、ある程度の分量は必要不可欠です。
一般的には、序論全体で論文総文字数の1015%程度が目安とされています。例えば、卒論の総文字数が3万字とすれば、序論は30004500字程度になるでしょう。
序論の主な構成は以下の通りです。
1.研究の背景・動機
2.研究目的と意義
3.研究方法と構成
1の研究の背景・動機では、テーマを取り上げた経緯やこの分野の現状などを説明します。読者にテーマの重要性を認識してもらう部分です。
2の研究目的と意義は、言わば論文の核心部分です。本研究で解明しようとしている課題と、それが実現された時にどのような意義があるのかを明確に示します。
3の研究方法と構成は、具体的にどのようなプロセスで研究を進めたのか、論文の構成がどうなっているかを説明します。
これらをすべて盛り込むと、それなりの分量になります。ただし、冗長にならず簡潔に書くことが肝心です。ポイントを絞り、要領よくまとめることで、読者が論文の全体像を掴めるようにしましょう。
序論の文字数は多すぎても少なすぎても不適切です。適切な分量を計りながら、着実に執筆を進めていくことが大切です。焦らず、丁寧に書けば納得のいく序論ができあがるはずです。
