卒論で文字数の数え方の注意点。
「卒論で文字数の数え方の注意点」
卒論では、しばしば文字数の制限が設けられます。文字数を適切に数えるためには、以下の点に注意が必要です。
(1) スペースの取り扱い
一般的に、スペースは文字数に含まれます。ただし、大学や学部によってルールが異なる場合があるので、必ず確認しましょう。含める場合は、スペースの数を的確に把握する必要があります。
(2) 記号の取り扱い
句読点(。,)や鉤括弧(( ))、中黒(・)なども、基本的には文字数にカウントされます。ただし、スラッシュ(/)やハイフン(-)は数えない場合が多いようです。使用する記号によって取り扱いが変わるので注意しましょう。
(3) 数字の取り扱い
アラビア数字と算用数字はそれぞれ1字づつとカウントするのが一般的です。数字とスペースを合わせて1字とみなす大学も一部にあります。
(4) ルビの取り扱い
ルビ(送り仮名)は、大学によっては文字数から除外される場合があります。卒論で多用するかは別として、ルビの取り扱いについても確認が必要です。
(5) 図表・引用文の取り扱い
図表タイトルや説明文、脚注は文字数に含まれることが一般的です。一方、本文中の長い引用文については、大学や学部の指示に従う必要があります。含めるか除外するかで判断が分かれます。
(6) ページ番号の取り扱い
ページ番号やヘッダー・フッターは通常文字数に含まれませんが、念のため確認しましょう。
このように文字数の取り扱いは細かなルールがあり、大学側の指示を熟読することが重要です。間違ってしまうと減点の対象になるため、頻繁に文字数を確認し、制限内に収まっているか注視する必要があります。文字数超過は絶対に避けましょう。