卒論で結論の書き方、どうやって書く？
「卒論で結論の書き方、どうやって書く?」
卒業論文の大詰めを迎え、もうすぐ結論を書く段階になる学生の皆さん。結論部分は論文の要であり、非常に重要な部分です。しっかり書けるか不安だと思います。ここでは、結論の書き方について詳しく解説します。
結論とは、研究の目的や主張を踏まえ、論文全体の内容を要約して示すものです。読者がこの部分を読めば、あなたの研究の核心が理解できるよう書く必要があります。
まず、冒頭で研究の目的や主張を簡潔に述べ直しましょう。例えば「本研究では○○について調査・考察してきた」といった一文で、テーマを確認できると良いでしょう。
次に、本論の内容を要約していきます。具体的には章立てに沿って、各章で明らかになったことの要点をまとめていきます。重要なデータや発見事項は数値を挙げるなどして明示するのがよいでしょう。
そして、これらの内容を踏まえ、いかなる結論が導き出されたのかを明確に示します。研究を通して自身が得た知見を簡潔にまとめ、それが研究の目的にどう答えたのかを説明します。
さらに、この研究の意義や貢献、今後の課題などについても言及するとより良い結論になります。意義については研究分野への貢献や社会へのインパクトなどを示せばわかりやすいでしょう。
最後に、全体をまとめる一文で結論を閉じます。「以上のことから○○が明らかになった」など、論文の主張を改めて力強く示すとよいでしょう。
このように、結論は主張の確認、内容の要約、結論の提示、意義や課題の言及、全体のまとめで構成されています。焦らず、丁寧に書いていけば納得のいく結論が書けるはずです。卒論執筆最後の大詰め、頑張ってください!
