卒論に感想って乗せていいんだっけ？
「卒論に感想って乗せていいんだっけ？」
卒業論文に感想を載せるかどうかについては、賛否両論があります。一般的には、以下のようなメリット・デメリットがあると考えられています。
【感想を載せるメリット】
自身の主観的な考えを示すことができる
研究への想いや情熱を伝えられる
読者に対して人間味のある印象を与えられる
【感想を載せるデメリット】
学術的な論文として客観性が損なわれる可能性がある
本筋から逸れた内容になりかねない
必要以上に冗長になるリスクがある
つまり、感想を載せると主観が強く出すぎる反面、人間味のある論文になるというメリット・デメリットがあります。
卒業論文は基本的には学術的な体裁が求められますので、過度の感想は避けるのが一般的でしょう。ただし、「結論」や「今後の課題」など一部の箇所で、研究を通して感じた想いや課題意識を簡潔に述べるのは無難だと思われます。
例えば、「本研究を通して○○の重要性を改めて実感した」「今後は○○について詳しく検証する必要があると考えている」など、感想と研究内容を上手く関連づけて記載すれば、人間味も出しつつ学術的な体裁も守れます。
ただし、書き過ぎは禁物です。指導教員の助言を仰ぎながら、卒業論文の品位と質を損なわない範囲で、ある程度の感想を盛り込むかどうかを検討するのが賢明でしょう。簡潔かつ的確な記述を心がけましょう。
