卒論のパワポ、参考文献も乗せた方が良いの？
「卒論のパワポ、参考文献も乗せた方が良いの?」
卒業論文の発表用パワーポイントに参考文献を載せるかどうかは、大学や指導教員の指示による部分が大きいですが、一般的には載せることが推奨されています。
参考文献を載せるメリットは主に以下の3点があげられます。
発表内容の信頼性が高まる 引用や参考にした文献を明示することで、発表の内容に裏付けがあり、より説得力が増します。聴衆に対する信頼性が高まるでしょう。
適切な引用や参考を示せる 具体的にどの文献からどのような情報を引用・参考にしたのかが分かり、不適切な引用がないことをアピールできます。知的誠実性を示せます。
聴衆の理解を促進できる 参考文献を示しておけば、発表を聞いた聴衆が更に詳しく知りたい場合に、その文献にあたることができます。理解を深める一助となります。
一方で、デメリットとしては参考文献リストが長くなるとスライドが見づらくなる可能性があげられます。
そのため、どの程度の文献数がベストかは一概に言えませんが、過剰に多くなり見づらくならないよう気をつける必要があります。また文献リストのレイアウトにも工夫が必要でしょう。
総じて参考文献を載せる方が好ましいと言えますが、指導教員の判断や、発表時間の制約などもありますので、そうした状況も加味して検討するのがよいでしょう。発表の質を高め、聴衆の理解を促進するためにも、参考文献の有無は重要なポイントになります。
