卒論のフォントってどのように設定する?何が良い?
卒論のフォント設定は、大学や学部ごとに指定がある場合が多いため、まずは大学の卒論ガイドラインを確認することをおすすめします。もし指定がない場合や自由に選べる場合でも、一般的な基準に従って設定することが望ましいです。以下は、よく使われるフォント設定のガイドラインです。
1. フォントの種類
卒論でよく使用されるフォントは以下の通りです:
明朝体(例:MS 明朝、ヒラギノ明朝 Pro W3)
特徴:読みやすく、正式な印象を与えるため、論文には適しています。
おすすめ理由:日本語の文書では一般的に使われるフォントであり、学術的で落ち着いた印象を与えます。
ゴシック体(例:MS ゴシック、ヒラギノ角ゴ Pro W3)
特徴:明朝体よりも現代的な印象を与えますが、卒論に使う場合は見出しや強調部分に使うことが多いです。
おすすめ理由:本文には明朝体が適しているとされますが、見出しや目立たせたい部分にはゴシック体を使うことがあります。
2. フォントサイズ
本文:12ポイント(pt)
理由:読みやすさを考慮して、12ptが標準です。一般的に卒論では本文にこのサイズが適用されます。
見出し:14~16ポイント(pt)
理由:見出しは本文より少し大きめに設定し、目立たせることで、内容の区別がしやすくなります。
3. 行間
行間:1.5倍行間が推奨されることが多いです。
理由:1.5倍行間は視認性が高く、文書が詰まりすぎず、読みやすくなります。学術論文ではこの行間設定が一般的です。
4. 文字の配置
文字揃え:基本的には「左揃え」にします。日本語の文章の場合、「両端揃え」よりも「左揃え」が読みやすいとされています。
ページ番号:ページ番号は、通常ページ下部中央または右下に配置します。
5. ページ設定
余白:通常、上下左右に2.5cm程度の余白を設定します。これも大学やガイドラインに合わせて調整してください。
6. 表紙やタイトルページ
タイトルページや表紙には、フォントサイズを大きめ(16pt以上)にし、タイトルを目立たせます。大きな文字と中央揃えで、形式を整えることが重要です。
まとめ
卒論のフォントやレイアウトに関しては、まずは大学の規定を最優先に従い、その後、フォント種類やサイズ、行間を調整します。一般的に使われるフォントは明朝体(MS明朝やヒラギノ明朝)で、本文には12pt、行間は1.5倍が標準です。見出しは少し大きめにして、視覚的に読みやすくすることが大切です。