卒論は7月からって、少し遅いかな?
「卒論は7月からって、少し遅いかな?」
卒論の作業を7月から始めるのは、確かに少し遅めの感があります。しかし、焦ることなく落ち着いて取り組めば、十分間に合うはずです。
理想を言えば、卒論作業は遅くとも前年度の12月頃から着手しておきたいところです。テーマの絞り込み、文献や先行研究の収集、構成の検討など、時間がかかる作業が多いからです。
ただし、実際のところ、ゼミや講義の課題で手一杯になり、なかなか着手できないのが大学生の実情でしょう。そのような事情で7月スタートになったとしても、あまり心配する必要はありません。
7月から9月の夏休み期間を有効活用すれば、十分に卒論に注力できるはずです。まずは問題意識やテーマを明確にしたうえで、資料収集と読み込みをメインに進めましょう。夏休みに集中して取り組めるのはチャンスです。
10月以降は執筆が本格化します。章立ての検討や構成の推敲、論文の起草といった作業が待っています。ゼミ等で指導を受けつつ、着実に推敲を重ねていく必要があります。
完成までのスケジュールをしっかり立て、都度チェックを入れながら、自分なりのペースで進めていけば問題ありません。
たとえ7月からのスタートでも、7ヶ月前後の期間があれば、卒論を纏め上げることは十分可能です。焦らず落ち着いて作業に当たり、先生や友人にも相談しながら、地道に論文を仕上げていきましょう。遅れたスタートと思わず、あと7ヶ月という時間を最大限活用すればいいのです。