理系の卒論、間に合わないとき！
「理系の卒論、間に合わないとき!」
理系の卒論では、実験やデータ収集、解析など、さまざまな作業が控えています。綿密な計画を立てていても、予期せぬトラブルで遅れが生じる可能性は常にあります。万が一、卒論が期限に間に合いそうにない事態に陥った場合、以下のようなことを心がけましょう。
指導教員に早めに相談する まずは指導教員に現状を正直に伝え、助言を求めることが重要です。教員なら経験からアドバイスをしてくれるはずです。遅れの理由や今後の見通しを詳しく説明し、指示に従いましょう。
優先順位を立てて作業を絞る
卒論全体を見渡し、間に合わない部分と最低限済ませるべき部分を区別します。主作業に専念するため、副次的な作業は断捨離する覚悟が必要です。優先順位をつけて集中力を高めましょう。
効率化と時間外労働を覚悟する 作業時間を無理なく増やし、スケジュールを改めて立て直します。夜遅くまで残って作業したり、休日返上で取り組んだりと、時間外労働は避けられません。健康に気をつけながら、できる限りの時間を卒論に費やしましょう。
共同研究メンバーに助力を求める 卒論が共同研究である場合、メンバーに協力を求めるのも一案です。役割分担を見直したり、助力を求めたりすることで、全体の進行を早められるかもしれません。
要点を絞って執筆する 本文の記述を簡潔に済ませ、データや考察を中心に据えるなど、卒論の核心部分に注力します。付随する部分はあまり手を入れずに、最低限の水準に留めましょう。
最悪の場合、期限延長や次年度までの提出continuationを申請する可能性もあります。ただし、それが認められるかは教員次第です。
理系の卒論は実験等の割り振りが大きく、不確実性が高いのが実情です。遅れが生じても、焦らず落ち着いて対応することが肝心です。構想を再検討し、指導教員の助力を得ながら、できる範囲で最善を尽くしましょう。
